【イチジクの管理】挿し木は二番目の芽が良い

先日、来年植えるイチジクの挿し木苗を購入して届いたのですが、気が付いたことがありました。挿し木の芽は一番上の芽よりも上から二番目のほうが生育が良いのです!

2つ芽が伸びている挿し木苗について、一番上の芽のほうが生育が良かったものは1つ、二番目の芽のほうが生育が良かったものは8つでした。

二番目の芽のほうが生育が良いものが多かった
二番目の芽のほうが生育が良いものが多かった

二番目の芽のほうが生育が良い理由

筆者が思うに、二番目の芽のほうが生育が良い理由は「乾燥」です。一番上の芽は、穂木の切り口から近いため、乾燥により生育が悪くなると思われます。

挿し木をするときは二番目の芽を上向きにすると良い

挿し木をするときのコツとして、芽がまっすぐ上に伸びていくように、穂木を少し斜めにして挿して、使う芽を上に向けます。

そうすることで発芽後まっすぐ上に伸びて、植物ホルモンの活性が上がり、元気に育つことができます。

そのため、最初の生育は一番上の芽のほうが生育は早いと思いますが(頂芽優勢)、いずれ穂木の先端から枯れ込みが生じて乾燥により生育が鈍化する可能性があるため、二番目の芽を上向きにすると良いでしょう。

一番上の芽は、枯れ込みのストッパーの役割をしてくれる、というわけです。

二番目の芽を上向きに挿し木すると良い。
二番目の芽を上向きに挿し木すると良い

最後に

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二番目の芽を上向きに挿し木すると良い。
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