【家庭菜園】「いちじくびより」がすすめる品種はこれだ!

こんにちは!「いちじくびより」です。今回は筆者が家庭菜園でお勧めするイチジクの品種のご紹介です。20種類以上育てる筆者の独断と偏見でこれだ!と思う品種を「1品種」に絞ってご紹介します!

おすすめの品種:イスキアブラック(ブラックスキア)

筆者おすすめな品種はイタリア原産の「イスキアブラック(ブラックスキア」です。小さな「黒いちじく」ですが、その特徴とともにおすすめな理由をお伝えしていきます♪

 

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”なぜ”イスキアブラックなのか?

  • 病気に強い

下の写真からもわかるように、隣に生える同じ黒いちじくであるビオレソリエスからは「さび病」や「疫病」の痕跡がみられますが、ブッラクイスキアの葉は青々としていて病気の様子が見られません。イチジクの台木として利用されることもあり、病気への抵抗性が大変強く、育てやすい品種です。

イスキアブラックとビオレソリエス
10月中旬に撮影したイスキアブラック(中央)とビオレソリエス(左右)
  • 葉っぱがかっこいい

葉が小さくまとまり(手のひら大)、色が濃く分厚いです。そのため、他の品種に比べ乾燥に強いです。また、前述のとおり病気に強い特徴があり、葉が汚れるリスクが減ります。葉が小さく色が濃いため葉緑素が濃く、光合成を活発に行い、生き生きと育ってくれます。イチジクは葉が大きくなる品種が多いですが、イスキアブラックは葉が小さいため、観賞用として室内、室外ともに鉢で楽しむことができます。

  • 枝がまっすぐ立つので見栄えがいい

枝はまっすぐ上にのび、桝井ドーフィンのように柔らかくないため、支柱がなくても枝が立ってくれます。ただし、外で育てる場合は強風対策で支柱はあったほうがいいとは思います。

  • 豊産性でたくさん収穫できる

実は小さいですが、たくさん収穫することができます。2年目からも多収が期待でき、栽培を楽しむことができます。

  • 黒色でかっこいい

熟すと「黒く」なります。インスタ映え間違いなし!

  • 美味しい

もちろん美味しいです!皮ごと食べることができます。生食の他、加工してお菓子にしたり、ドライにしたりしても美味しいです。

イスキアブラックの気になるところ

敢えてあげるとすれば、実が小ぶりなところでしょうか。また、園芸店でも入手可能ですが、やや手に入りにくい印象があります。ネットなどを通じて個人から穂木を譲ってもらい、挿し木にするのも良いかと思います。

 

以上、筆者が考えるおすすめいちじくの品種でした!Youtubeで見ていても、おすすめ品種になかなかあがってこないイスキアブラック。味や希少性ももちろん大事ですが、やっぱり育てやすさや見た目の良さも重要だと思います。同じ黒いちじくのビオレソリエスは、葉が大きいので鉢栽培だと見栄えが悪くなりやすいですし、風で煽られて転倒の可能性もあります(^^;)また、病気がでやすい品種は病気がでた後に葉が汚れた見た目になります。イスキアブラックはイチジクの中でも比較的綺麗に育てやすい品種かな、と筆者は考えます。それでは、素敵ないちじくライフをお過ごしください♪

黒いちじく
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